【アロマテラピー検定】難易度は?独学かスクールか?キャリア20年の現役アロマ講師が忖度ぬきで解説!

アロマテラピー検定のいろんな『?』(ハテナ)

私のスクールにはアロマ検定に関する、様々なハテナ?が寄せられます。

 Q1.アロマテラピー検定を受けてみたいけど難しいの?

 Q2.2級と1級あるけど、2級から受験しないといけない?

 Q3.ネットでは独学でも合格できるとあるけど本当?

 Q4.やっぱりスクールに通った方がいいのかな?

 

結論からズバリ!言うと、

 

 

Q1.アロマ検定は、それほど難しくありません!

Q2.2級をとばして1級を受験したらよいです!

Q3.独学でも合格できます!

Q4.独学でも合格できるが、スクールに通うとそれ以上のメリットがあります!

 

そんなハテナをひとつひとつ解説しますね。

 

アロマテラピー検定の基本データ

まずはアロマテラピー検定の基本データから。

 

アロマテラピー検定とは、

どなたでも受験することができる検定です。

 

AEAJのホームページには、以下のようにあります。

アロマテラピーの効用が、家庭だけでなく、ビジネスシーンや医療・介護の現場でも注目されるようになり、安全に実践できる知識がますます求められています。
アロマテラピー検定で基礎知識を習得することにより、さまざまな場面で植物の香りを役立てられるようになります。また、さらに学びを深めることで、アロマテラピーのプロフェッショナルを目指すこともできます。
(公社)日本アロマ環境協会HPより

 

さらにアロマテラピー検定1級合格後に、
上位資格である

『アロマテラピーアドバイザー』

『アロマテラピーインストラクター』

『アロマセラピスト』

のプロフェショナルな資格にステップアップすることもできます。

 

 

どんな人が受験してる?

年齢や性別など関係なく受験することができるので、

本当にいろんなお仕事をされている方が受験されています。

 

恋蛍のスクールでは

 ・お子さんのために少しでもナチュラルなものでケアしたいママさん
 ・自分のセルフケアのためや、キャリアチェンジを考えたOLさん
 ・今のお仕事に活かしてみたい方たち
    (アパレル・雑貨ショップ定員、看護師、介護士、フラワーデザイナー…など)
 ・学校で香育(こういく)でアロマに興味を持った高校生

男性だっていらっしゃいます。

 ・サロン開業を考えている30代会社員
 ・スクール経営に興味がある20代男性
 ・自身の接骨院のメニューにプラスしたい院長

皮膚科のドクターがいらっしゃったときは、さすがに緊張しましたが…(笑)

 

本当にいろんな方がお勉強にいらっしゃっいます。

 

圧倒的に女性が多いのは事実ですが、20年前と比べると男性のお問い合わせや受講される方も増えました。

 

 

恋蛍は、アロマテラピーは本当に懐が深いと思っています。

 

エステ業界を筆頭に、インテリア業界、洗剤・柔軟剤、整体や整骨院、介護施設、学校など

 

アロマは、どんな業界、業種とでも融合する包容力があります。

 

 

まだアロマとコラボの話を聞かない業界の方は、むしろ狙い目かもしれませんね。

 

アロマ検定の難易度と合格率は?

気になるアロマテラピー検定の難易度と合格率ですが、

試験時間 2級 30分
1級 35分
出題数 2級 55問
1級 70問
正解率 80%
試験形式 インターネット試験
※選択回答方式
出題範囲 ・アロマテラピー検定 公式テキスト 2020年6月改訂版
出題範囲 【2級】
香りテスト(香りを嗅いで答える問題)
アロマテラピーの基本
きちんと知りたい、精油のこと
アロマテラピーの安全性
アロマテラピーを実践する
精油のプロフィール(対象11種類)
・ スイートオレンジ ・ ゼラニウム ・ ティートリー ・ フランキンセンス ・ ペパーミント ・ ユーカリ ・ ラベンダー ・ レモン ・ ローズ(アブソリュート)・ ローズオットー・ ローズマリー
【1級】
香りテスト(香りを嗅いで答える問題)
アロマテラピーの基本
きちんと知りたい、精油のこと
アロマテラピーの安全性
アロマテラピーを実践する
アロマテラピーのメカニズム
アロマテラピーとビューティ&ヘルスケア
アロマテラピーの歴史をひもとく
アロマテラピーに関係する法律
精油のプロフィール(対象30種類)
・ イランイラン ・ クラリセージ ・ グレープフルーツ ・ サイプレス・ サンダルウッド・ ジャーマン カモミール・ ジャスミン(アブソリュート)・ ジュニパーベリー ・ スイートオレンジ ・ スイート マージョラム ・ ゼ ラニウム ・ ティートリー ・ ネロリ・ パチュリ・ ブラックペッパー・ フランキンセンス ・ ベチバー・ ペパーミント ・ ベルガモット ・ ベンゾイン(レジノイド)・ ミルラ・ メリッサ・ ユーカリ ・ ラベンダー ・ レモン ・ レモングラス ・ ローズ(アブソリュート)・ ローズオットー・ ローズマリー ・ ローマンカモミール 
香りテスト 2級 9種から2問
・ スイートオレンジ ・ ゼラニウム ・ ティートリー ・ フランキンセンス ・ ペパーミント ・ ユーカリ ・ ラベンダー ・ レモン・ ローズマリー 
1級 17種から2問
・ イランイラン ・ クラリセージ ・ グレープフルーツ ・ ジュニパーベリー ・ スイートオレンジ ・ スイート マージョラム ・ ゼ ラニウム ・ ティートリー ・ フランキンセンス ・ ペパーミント ・ ベルガモット ・ ユーカリ ・ ラベンダー ・ レモン ・ レモングラス ・ ローズマリー ・ ローマンカモミール 
合格率 90%

 

合格率なんと90%!!

 

この数字からもわかるように、ある程度勉強していれば、

難易度はそれほど高くないということになりますね。

 

 

勉強法についてはこちらに詳しく解説しましたので、参考にしてくださいね!

 

 

独学がいい?それともスクール??

難易度と合わせて聞かれるのが

独学か、スクールか?という質問です。

 

私はスクールをしているので『もちろんスクールがいいです!』といいたいところですが、

正直なところ、アロマテラピー検定は独学でも合格できます

 

独学のメリットは、

時間にとらわれないことと、費用を抑えられることだと思います。

 

 

お仕事している方や子育て中の方。スクールに通う時間がとりにくい方。

費用をできるだけ抑えたい方などは、独学で挑戦されてもいいと思います。

 

下にご紹介している

・アロマテラピー検定公式テキスト

・アロマテラピー検定公式問題集

・香りキット

を使って、一日1時間〜2時間の勉強で長くて3ヶ月

最短でなら1ヶ月もあれば合格できると思います。


 



 

 

メリットとデメリット

では、スクールに通うメリットとは何かというと、

スクールではテキストには書かれていないリアルな話を聞くことができるということ!

 

ご本人が興味のある分野とアロマの関係について、直接聞くことができますし、

生徒さんのキャリアに合ったアロマの活用法を、プロの目線からお話しすることもできます。

 

恋蛍のスクールには以前、アロマテラピー検定1級に合格したにも関わらず、

『これからどのように活かしたらいいのか想像もつかないから、教えてもらう体験をしたい』

という方が受講されたことがあります。

 

自分自身が教えてもらう経験をしていない場合、この先ご自身が誰かにアロマを伝えるイメージが想像できないから、教えることを学びたいとのことでした。

 

何事も経験は、その後の人生に役立つというわけです。

 

あともう一つ。

独学でアロマ検定に合格した人の中には、スプレーやクリームなどのアロマクラフトをしたことがないという方は本当に多いです。

 

独学者がアロマクラフトをしようとする場合、

すべての材料(ビーカーや計りなど)自分で用意しなければなりませんから、それなりに費用も掛かるし、時間も要します。

 

それがネックで実習しないまま合格してしまい、いざ資格を活用しようとしたとき、

「どうしたらいいか」が分からなくて一歩が踏み出せないままになるようです。

 

スクールでは必ず実習をするので、作る楽しさを体験できるし、その際うかんだ疑問も講師にすぐ尋ねることができます。

その経験が、自分がアロマを実践する際のイメージにつながりやすくなります。

 

したがって独学のデメリットは、

テキスト以外の事はわからない。疑問が出ても質問できない。

 

スクールのデメリットは、
費用が高い。時間が決まっている。

 

こんなところでしょうか。

 

まとめ

アロマテラピー検定の難易度、合格率は?

合格率90%というデータからもわかるように、ある程度勉強していたら合格できるため
難易度もそれほど難しくないと思われます。

 

 

独学・スクールのメリットデメリット

それぞれメリットデメリットはりますが、
アロマ講師としては、
「今後アロマテラピーで何かしてみたい」という気持ちが少しでもあるのなら、スクールで講師から様々なお話を聞くことで何かヒントが見つかると思います。

すでに方向性が決まっている方や、一人でもクラフトすることが苦ではない方は、
独学で挑戦してもよいと思いますよ!

メリット デメリット
スクール ・テキストには書かれていないリアルな話を聞くことができる
・アロマクラフトなどの実習ができる
・費用が高い。
・時間が決まっている。
独学 時間にとらわれない
・費用を抑えられること
・疑問が出ても質問できない。
・テキスト以外の事はわからない。

アロマテラピー検定は、これから仕事として何かしたい方でも、
ライフスタイルの一つとしてアロマを活用したい人にとっても大切な要素があると考えています。

 

みなさんのアロマライフの始まりのヒントになれば嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました!